はじめに

 
ニートや引きこもり、登校拒否など、社会的な非難の目の集中しやすい属性の人たちは、メディアをはじめとした言論の厳しい批判にさらされてきた経緯があります。

昨今の社会情勢では、ようやくその責任が必ずしも彼ら個人個人の資質に求められるわけではなく、周囲の環境や人間関係に影響をうけることが認知され始めています。

とはいえ、一般的に言ってまだまだ詳しい心理的・環境的な情報が共有されているわけではなく、いまだに精神的な引け目や負い目を抱え込んでしまう人がいるのが実際です。

「不登校をぶっ潰せ―君への100の言葉」は、作成者本人の不登校になりかけた経験や、友人の不登校経験などをふまえて作成されました。

このサイトは専門的な知識や社会的な成功への解法を示しているわけではありませんが、不登校時にまず必要な心の解放を目指して言葉を綴っています。

非行などで自ら進んで学校に行かないことを選択したのではなく、学校に行きたいけど行けないといった心理状態では、著しく自己評価が低下し、人生への不全感が増します。

ましてや社会的な知識や生き方を知らず、自分の選択肢が極端に限定されているかのような認識でいる就学年齢時では、大人が考える以上に悩みや心配が大きく、自分の人生の大半が損なわれてしまったような感覚に陥ることも珍しくありません。

学校に行かずとも専門的な技量を高め、知識に精通することで生きていく道が開けることも、親や教師の無理解や頑迷な決め付けによってなかなか理解されづらいものです。

このサイトの100の言葉は、自分の中の不登校への後ろめたさを「ぶっつぶす」ためにあります。

不登校でも構わずに、大きな自己肯定感と自信と意思を持って生きて行くことが人生をよく生きる秘訣だと伝えることが出来れば、心は軽くなって大きな希望を灯すことができると思います。

ささいなことかもしれませんが、良書が人生を拓くことがあるように、ひとつの言葉を胸にしまうことが大きな支えとなることもあるというのが私たちの見解です。

もしどれか一つでも心に宿るものがあれば幸いです。